介護の仕事というものは、ますます高齢化が進みつつある日本において、より一層重要性を増している仕事です。そのため、現在では給与面や待遇面において、他の職種よりも劣りがちではありますが、改善のための動きが見られており期待が高まっています。そんな介護の仕事に就くためには、ハローワークや求人サイトなどの活用が有効です。ただし、ハローワークの場合はメリットもデメリットもあると言われています。

例えばメリットとしては、公的機関であるために安心して使用できるという点が挙げられます。さらに無料で利用できるという点も魅力です。また、その地域の求人情報が得られやすいという傾向もメリットと言えるでしょう。一方デメリットは、細かい情報が分からないという点です。求人情報の多くは給与や休日、勤務時間の情報は載っていますが、介護の現場において働きやすさを大きく左右するものは昇級実績や人間関係などの職場の空気感です。これらの職場環境が良くないと早々に離職をしてしまう人が多いという現状があり、細かな情報が記載されていないと、その職場環境を調べることができません。

しかも、ハローワークの職員はさまざまな職種の求人に対応していますが、介護業界に詳しい人ばかりでないこともあり、マッチング体制が整っていないという問題があります。ハローワークの求人はインターネットで誰でも閲覧できますが、紹介状がなければ応募できない求人が多いということも、求職者にとってはデメリットに感じられるようです。